2019-04-03 第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
ところが、見ていただくとわかるように、留学生別科というものが非常に最近多くなっている。ただ、調べていったり文科省さんの説明を聞いていくと、多くの大学は、自分の大学で、例えば、大学院とかで研究生として受け入れたい学生が日本語がまだ十分じゃないということで、まず自分のところで受け入れる前段階としての日本語教育を行うための機関としてこの別科を設けているところは多いということもわかりました。
ところが、見ていただくとわかるように、留学生別科というものが非常に最近多くなっている。ただ、調べていったり文科省さんの説明を聞いていくと、多くの大学は、自分の大学で、例えば、大学院とかで研究生として受け入れたい学生が日本語がまだ十分じゃないということで、まず自分のところで受け入れる前段階としての日本語教育を行うための機関としてこの別科を設けているところは多いということもわかりました。
今般、この留学生別科に対しまして、文部科学省から各大学等に対し、無秩序な規模の受入れにならないよう努めること、教育にふさわしい環境の確保を図ること等について通知をしたところでございます。
○政府参考人(義本博司君) いわゆる留学生別科は大学内に設置される教育課程でございまして、学校教育法施行規則に基づきまして、授業の方法、内容や就労の認定に当たりましての基準等の教育研究活動等の状況を公表し、自律的な質の保証に取り組むことが求められているところでございます。
日本語学校以外の日本語の教育機関としては、大学の留学生別科があります。そこで学ぶ学生が増えております。一方で、この教育の質を担保する基準がないという指摘もありまして、教育の質の保証をどのようにして確保していくのでしょうか。また、就労目的の留学生を対象に、アルバイトで稼げますよなどアピールする学校もあります。
○政府委員(松浦泰次郎君) この点につきましては、従来から、外国人学生に対する給与、奨学金等の引き上げ、国立大学等におきます寄宿舎の整備、それから下宿をいたしますような場合の賃貸料の補助というようなこと、それから学校内におきましては日本語担当教官の整備、それから留学生別科の拡充というようないろいろな方面から努力いたしておるところでございます。
それと別に、具体的に留学生として参ります者に対する日本語教育は、これもすでに御案内のとおりに、学部学生につきましては東京外国語大学の附属日本語学校で一年間、これは学部留学生でございますし、研究留学生につきましては、大阪外国語大学の留学生別科で六ヵ月間集中的に日本語教育をするというたてまえで、その内容の充実等には平生意を用いているところでございます。
また、わが国の中の場合には、いろいろな方法が可能でございますが、留学生に対して東京外国語大学の付属日本語学校で全寮制の教育をやっておる、あるいは大阪外語大学でも留学生別科で半年の教育をやっておりますが、私学では早稲田、慶応、上智、国際キリスト教大学などが特別な施設を設けてやっております。
また、大学院レベルの留学生で、日本語の知識を持っていないまま日本へ来る者が多いわけでございますが、これらの留学生につきましては、大阪外国語大学の留学生別科というところで六カ月ないし一年の日本語の集中教育を行なっており、これらにつきましても寮を備えておるわけでございます。
次に、受け入れる留学生の問題でございますが、一つは、留学生に対して日本語教育を修得せしめ、日本のいろいろな国情、風習になれさせる意味合いにおきまして、東西の両外国語大学に留学生別科というものを設けて、その点の充実をはかっておりまするし、また国費をもって留学生受け入れの費用を計上いたしておりますことは御承知の通りでありますが、明年度におきましては、さらにこれを拡充いたしまするとともに、お聞き及びと存じまするが